Bean Scripting Framework (BSF) は、Javaアプリケーションに措いてスクリプト言語をサポートする為の一連のクラス群で、スクリプト言語からのJavaオブジェクト・メソッドへのアクセスも同時に担当します。BSFは、Javaクラスライブラリへのアクセスを提供しつつ、Java以外の言語でJSPを記述する事を可能とします。更に、BSFを使うと、Javaアプリケーションに対し、部分的に（あるいは動的に拡張可能）アプリケーション内で多言語を使う事が可能となります。これは、スクリプト言語エンジンを呼ぶ事を可能とするAPIの提供によって実現されています。また、これらのスクリプト言語エンジンにJavaオブジェクトをexposeするオブジェクト・レジストリも提供しています。

BSF は、現在、以下のスクリプト言語をサポートします：

• Javascript (MozillaプロジェクトによるRhino ECMAScriptを使用)
• Python (JythonかJPythonのどちらかを使用)
• Tcl (Jaclを使用)
• NetRexx (IBM REXX スクリプト言語のJavaによる拡張)
• XSLT Stylesheets (Apache XML プロジェクトの Xalan・Xercesのコンポーネントとして)

更に、以下の言語が独自のBSFエンジンでサポートされています：

• Java (BeanShell プロジェクトのusing BeanShellを使用)
• JRuby
• JudoScript

関連プロジェクトページに、BSFで使えるスクリプト言語に関する情報が記載されています。

現在のリリース版（Jakarta BSF 2.3）のドキュメントは、 オンラインで閲覧する事が可能です。

ドキュメント及びサンプルは、ソースやバイナリのディストリビューションに入っています。

最新版リリースのダウンロードは：

• 最新版リリース・バイナリのダウンロード
• 最新版リリース・ソースのダウンロード
• RPMsソース・バイナリのダウンロード

Dev版リリースのダウンロードは：

• Dev版バイナリのダウンロード
• Dev版ソースのダウンロード
• RPMsでのDev版ソース・バイナリのダウンロード

BSFの最新機能を使いたいと思われれば、デイリービルドをこちらからダウンロードし、試してみて下さい。

私たちは、BSF3.0に向けた詳細に関する議論を始めています。詳細に関しては、最新のBSFニュースを御覧になって下さい。

• 参加するには
• メーリングリストへの参加
• Devメーリングリスト・アーカイブ検索
• Userメーリングリスト・アーカイブ検索